未経験からWebライターになった方法とこれからライターを目指す人へ
こんにちは!Webライター歴8年のHomi(@homi___95)です。
- 副業でWebライティングを始めたいけど、はじめかたがわからない
- Webライターに未経験でもなれるのか知りたい
- Webライターになって独立したい
Webライターは基本的に家ででき、初心者でも始めやすいことから人気の高い仕事です。
これから副業を始めたい人やフリーランスを目指したい人の中にも、「Webライティングを始めてみよう」と考えている人も多いのではないでしょうか。
この記事ではわたしがどうやって未経験からWebライターになり、今も仕事を続けられているのかについて紹介します。
わたし自身は2017年ごろから未経験でWebライティングはじめ、現在もWebライターとして活動をしています。
また、これからライターを目指す人・今目指している人に向けて、「わたしが今からはじめるならどんなことを意識するか」もまとめたのでぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
わたしが未経験からWebライターになった方法
わたしが未経験からWebライターになった方法はこの2つです。
- 得意のジャンルを攻める
- 学びながら実践する
元々文章に対して苦手意識はなかったことや、性格もあると思いますが「とにかくやってみよう」の精神で案件探しから始めました。
このときに意識していたのは、ただ闇雲に探すのではなく、得意なジャンルに絞って探すこと。
わたしは家電量販店で携帯販売をしていて知識があったので、スマホ系のジャンルや家電・ガジェット系を中心に取り組んでいくことにしました。
そして、運が良かったなと思うのが最初のころからマニュアルがしっかりしているクライアントとお仕事をさせてもらったことです。
「ですます調で」「数字は半角で」とか超基本的な文章の書き方まで、細かくまとめてくれているマニュアルでした…!
そのおかげもあり、実際に業務をしながら「文章の書き方」が身について行ったと感じています。
ちなみに個人的に文章の書き方を学ぶために取り入れたのはこの本だけです。
今からWebライターを目指すなら
わたしがWebライターになったのはもう8年くらい前なので、今とはいろいろと変わっていることもあると思います。
もしかしたら「仕事しながら学ぶ」って結構特殊だったのかも…
そこで「もしわたしが今からWebライターを目指すならどうするか」を考えてみました。
それぞれのステップについて詳しく解説していくので、これからWebライターを目指す人は参考にしつつ、自分に合ったやり方を見つけてみてください。
自分が書けるorやりたいジャンルを決める
ここは変わらず、やはり最初に取り組むジャンルを決めます。
なぜならWebライター初心者のうちは単価が安く、執筆に時間をかければかけるほどしんどくなるからです。
そもそもの文字単価が0.1円とかのものもあり…。1時間で3,000文字書いたとしても時給換算すると300円になっちゃいます。
そこで、少しでも執筆時間を減らすために、最初は以下のようなジャンルをおすすめします。
- 本業に関連があるジャンル
- 趣味など時間をかけてきたジャンル
これはどちらも「すでにある程度の知識があるジャンル」です。
ある程度の知識があれば、その知識を活かして執筆ができるため、リサーチにかける時間を減らせます。
また、リサーチが必要な場面でも、知識がある場合と、知識がまったく無い場合では、知識があったほうが短い時間でリサーチができるでしょう。
「時間をかけてきたもの」は別に特別なものじゃなくても大丈夫!子育てとかも言えば「時間をかけてきたもの」ですよね。
どうしても該当するジャンルが見つからないという場合は、「これから専門的に取り組みたいジャンル」でも大丈夫です。
ただ、そのジャンルについてある程度知識をつけなければいけないため、少し時間や覚悟が必要な点は覚えておきましょう。
文章の基本を学ぶ
案件に応募する前にWebライティングの基本知識を少し勉強します。
この記事を書いている途中に、ちょうどWebライティングの知識を無料で身につけられる「WritingBeginPlus」というメディアが公開されたので、ぜひ一度見てみてください。
実際に取り組むジャンルのWebサイトを読んでみるのも勉強になると思います。
また、可能であればWordPressも一度触ってみるのがおすすめです。
実際に入稿までが業務範囲になる案件が多いため、事前にある程度の操作方法を覚えておいたほうがスムーズに取り組めます。
ただし、勉強にあてる期間は長くても1ヶ月くらいにしてください。
期間を決めて取り組まないといつまでも勉強ばかりしてしまう可能性があるからです。
学んだ知識を身につけるためにも実践は早いほうがいい!実際に案件を探しながらでも勉強はできるから、事前の勉強期間は1週間くらいでもいいかも
実際に案件を探して応募してみる
クラウドワークスやランサーズなどのサイトで案件を探していきます。
初心者OK+やると決めたジャンルに絞ってまずは探していきますが、その中でも以下のポイントを満たしたものがおすすめです。
- 単価はできれば0.5円以上
- 構成は作成済み
- マニュアルがしっかりある
- テストライティングでも支払いがある
単価は当然ながら高ければ高いものがいいです。当たり前ですが…。
しかし、初心者向けの案件で高単価のものはなかなか無いため、0.5円を目安にします。
0.1円とかだと本当に疲弊してしまうため、契約後に報酬アップがあるかどうかを聞いておいたほうがいいです。(募集要項に記載してくれてたら尚良い)
あとは「最初は実力づくりのため」と割り切って安くても案件をこなすか…
次に、構成はクライアントが作成してくれている案件がおすすめです。
最初のうちは構成を作るのは結構ハードルが高いと思うので、ここは時間をかけずに「文章を書くこと」に集中できる案件を探します。
もちろんゆくゆくは構成も作れるようになるべきなので、ライティングしながら構成作りも学んでいきましょう。
また、マニュアルはしっかり整っているクライアントがおすすめです。
マニュアルで学べる知識もあるため、細かければ細かいほど良いと思います。
とはいえ実際にお仕事が始まらないとマニュアルがどのようなものかはわからないので「マニュアル完備」くらいでOK
最後に、意外と盲点なのがテストライティングでも支払いをしてくれるかどうかという点です。
案件によっては「合格したら支払い」「テストライティングは◯◯円」などと、実際のお仕事とは報酬が異なる場合があります。
合格しないと支払わないというのは正直論外で、せめて半額など自分で許せる範囲の金額は保証してくれるクライアントを探しましょう。
自分のスキルに合わせてステップアップする
最後に、ライティングに慣れてきたらステップアップしていくことを忘れずに行いましょう。
最初のうちにおすすめの案件は「とにかく時間をかけないで、実力をつけていく」のを目的に選んで問題ありません。
しかし、慣れてきたらいつまでもそれでは自分の成長も止まってしまうし、自分のスキルと報酬が合わずに苦しい思いをしてしまうことになります。
いつまでも低単価の案件を続けるのでなく、定期的に以下を行なってみてください。
- 契約しているクライアントに報酬アップをお願いしてみる
- 同じジャンルで単価の高い案件が無いか探す
まずは今契約をしているクライアントに報酬アップできるかどうかを打診してみます。
そのときには自分が提供できるものも一緒に伝えるようにしましょう。
たとえば、今より執筆ペースを上げて納品ができそうとか、ただクレクレするのではなく相手にもメリットを提示することを忘れずに!
報酬アップが見込め無さそうであれば、仕事は続けつつ他の報酬が高い案件を探します。
フリーランスならWebライター”だけ”はおすすめしない
最後に、これからフリーランスとしてWebライターを目指すなら、「ただライティングできたらいい」ではなく、+αをして戦い方を考える必要があると思っています。
ほかにメインの収入の柱があって、副業としてWebライティングをやるのであれば専念してもOK
なぜなら、Webライティングの仕事は以下のようなデメリットがあるからです。
- 単価が上がりにくい
- 平均的な文字単価は1〜3円かなと思います
- SNSには10円以上とかいう人もいるけど一握りだと思ったほうがいい
- いつ仕事が無くなるかわからない
- AIの台頭→人にしか書けない文章もあると思うけどね
- SEOが難しく、メディアがいつ閉鎖するかわからない。
わたしは過去にチ◯ットキャンプで執筆をしていたこともありますが、不祥事でサービス終了になり、当然ながら突然業務が終了しました…w
そのため、Webライティングだけで満足するのではなく、いろいろなことにチャレンジしてほしいと思います。
ほとんどの仕事は「書くこと」が基本になるので、Webライティングで学んだ知識を活かせるでしょう。
たとえば「SNS運用代行」なんかもライティングスキルを活かせます。(TwitterやInstagramに投稿する用の文章を作成する)
もちろんブログもありです。なかなか収益には繋がらないかもしれませんが、ライティングやSEOの勉強になりますし、ライティングの案件に応募する際のポートフォリオ代わりにもなります。
とにかく、ライティング関連に限らず、デザインや動画編集など興味があることにはとにかくチャレンジしてみてください。
単純にフリーランスは稼ぎ柱をいくつも作ることは大切なことなので、ライターだけにこだわらずに色々なことに挑戦してみることをおすすめします。
というかむしろ自分でSNS運用や動画配信をやってみることから始めるのがいいかも!クライアントワーク以外にも収入欲しいし…
まとめ丨Webライターは正直しんどいけれどやってみる価値はある
わたしはそもそも文章に対して苦手意識はなく、「自分でもできそう」と軽い気持ちでライターを始めました。
書くことも苦手に思ったことはありませんが、それでも「しんどい」と思うことはあります。
わたしの場合は自分の書いた文章を見返すのが苦手&ケアレスミスも多くて、未だにクライアントにツッコまれると「うぅっ…」となりますw
それでも最初にライターという仕事を選んだからこそ、今もまだフリーランスを続けられているのは間違いないと思っています。
ライティングはWeb上で働いていくうえで必要なスキル(もちろんリアルでも活かせる)なので、Webライターとして活動を続けるかどうかは置いておいても、まずはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。